エアロ・アクアバイオメカニズム研究会26回定例講演会


第26回Proceedings
(会員のみ)

アクセスID(会員)の問い合わせは

事務局(shukobashinshu-u.ac.jp,全角@を半角に)まで.


東日本大震災において被害にあわれました研究会関係の方々,また地域の多くの皆様に
謹んでお見舞い申し上げます.

エアロ・アクアバイオメカニズム研究会 第26回定例講演会は中止となりましたが
講演資料集(Proceedings)は発行されたものとして,ホームページに掲載いたします.

以下は予定していた開催プログラムです.
【1】開催日時・場所 
  • 日 時:2011年3月26日(土)13:00〜18:10
  • 会 場:工学院大学 新宿キャンパス(東京都新宿区西新宿1-24-2) 
         高層棟 A0712 (A0714からA0712に変更になりました)
       <キャンパスへの案内> http://www.kogakuin.ac.jp/map/shinjuku/index.html
      JR新宿西口を背中にして左側地下通路を都庁方面へ徒歩5分。
      工学院大学地下入り口より構内に入る。
  • 参加費:本研究会会員は3000円,非会員は4000円.学生はいずれも無料.
  • 懇親会:同日 18:20より(会費…3000円,学生1000円)

  会場:工学院大学 新宿キャンパス7階食堂


【2】プログラム 

時間

講演者および演題

概要

13:00-13:20

総会

 

特別招待講演 1件】

13:20-14:00

(40)

 

Daniel Weihs 
 (テクニオン - イスラエル工科大学)

「Principles of Biological Marine Propulsion」

Biological systems have not developed an axle and wheel rotating system, except at molecular levels. This necessitated the development of oscillating and jetting systems to produce the transfer of momentum required for motion in water in macrofauna, i.e. animals larger than a few mm. The principles of hydro-jet propulsion, and finned propulsion will be discussed and applications to surface and underwater vehicles will be presented, including an analysis of the reasons for the scarcity of practical biomimetic designs for propulsion. The talk will start with gravity propulsion mechanisms (periodic gliding) and continue to comparison of periodic jet propulsion as compared to technological continuous jets. Next, applications of BCF swimming will be discussed and the effects of body motion compared to fin-only propulsion will be applied to biomimetic propulsion. Further several behavioral adaptations used by fish, marine mammals and invertebrates to improve locomotory efficiency will be discussed.

14:00-14:10

休憩(10分)

 

【招待講演3件】

14:10-14:50

(40)

奥 寛雅
(東京大学 大学院情報理工学系研究科)

「ダイナミックイメージコントロールとその生物運動計測への応用」

ダイナミックイメージコントロールは,画像をミリ秒で取得・処理する高速画像処理技術を用いて光学系や照明系を動的に制御し,観察者にとってわかりやすい映像を計測する技術である。
本講演では,ダイナミックイメージコントロールの概要を説明し,この技術が生物運動計測に適していることをこれまでの研究結果を例に示す。

14:50-15:30

(40)

石島 純夫
(東京工業大学 生命理工学研究科)

「精子鞭毛運動における不変量としての微小管の滑り速度」

哺乳類精子は雌の生殖器内において、鞭毛屈曲の曲率一定の運動モードから振動数一定のモードへと運動の仕方を変える。この際、振動数と波形の著しい変化が起きるにもかかわらず、運動装置である鞭毛軸糸内のダブレット微小管の滑り速度は変化しない。一方、さまざまな形態と運動特性を持つ魚精子ではこのような運動モードの変化は見られず、曲率を一定に保ちながら運動する。

15:30-16:10

(40)

坂本 二郎,遠藤 安浩,酒井 陽平
(金沢大学)

「自動散布植物における種子散布メカニズムの最適性について」

種子を自動散布する植物について,その果実に残留応力が発生する現象を計算力学技術によって再現し,残留応力により果実が高速に裂開して種子散布する仕組みについて検討した。さらに,種子散布に関する最適化問題を解くことにより,果実の残留応力分布が高い種子散布能力を実現するのに適していることを明らかにした。このような連続体の高速運動の仕組みは機械への応用も期待できる。

16:10-16:30

コーヒーブレイク(20分)

 

【一般講演5件】

16:30-16:50

(20)

石川 依久子
(理化学研究所 脳科学総合研究センター)

「微細藻類Tetraselmis とChlamydomonasの鞭毛動態」

TetraselmisおよびChlamydomonas は、体長数ミクロンの単細胞藻類で、細胞の頂端に、前者は4本、後者は2本の鞭毛を持ち、高速波動(60-120 Hz)で、1秒間に体長の20−30倍の速度で前後に遊泳する。超高速ビデオナノスコープにより、2000fpsで両者の鞭毛動態を観察し、鞭毛の波動、細胞の遊泳速度、遊泳パターン等を比較検討した。

16:50-17:10

(20)

須藤 誠一
(秋田県立大学 システム科学技術学部)

「小動物の特異な運動」

生物学と工学の融合が進み,バイオメカニクスやバイオメカニズムなどにおいて力学的な観点から動物の運動を解釈する学問分野が活発になってきた。そのため,多くの動物の運動が,高速度カメラによって解析されたり,力学的に計測されたり,数学的にモデル化されたりしてきたが,未だに解釈できない動物運動が多数存在する。ここでは,著者らが観察した理解に苦しむ小動物の運動を紹介する。

17:10-17:30

(20)

小坂 祐貴,稲田 喜信
(東海大学 大学院工学研究科航空宇宙学専攻)

「鳥の翼を模した集合翼を持つ小型飛翔体の研究」

近年、小型飛翔体(MAV)の開発が盛んに行われており、災害地や人の手の届かない場所へのアプローチが容易であるといったメリットが注目されている。
本研究ではMAVのモデルとして鳥に注目し、鳥の翼のような集合翼を持つMAVの研究を行っている。今回、鳥の翼の特性を分析するために剥製を用いた風洞実験を行い、高迎角でも失速しにくい特性を持つことを確認した。また、剥製が縦回転と横滑りに対する静安定性を持ち、垂直尾翼が無いために方向安定性を持たないことを確認した。講演ではこれらの風洞実験の結果と、人工的な集合翼の開発状況について報告する。

17:30-17:50

(20)

工藤 憲作
(工学院大学

「共振を利用したはばたき飛翔ロボットの研究 ―共振する翅の飛翔特性評価―」

本研究では,翅の共振を行うはばたき飛翔ロボットの製作を行った.この翅ははばたき周波数が約12Hzの時,1次の振動モードで共振する。推進力測定では,共振翅を用いた場合に約7.8gfの推進力が得られ,周波数が同じ時には,非共振翅よりも1.7倍多い。また,共振翅を用いたロボットは,無線により5mの飛翔に成功した。

17:50-18:10

(20)

六車 義方(発明大学校)

「風力推進自動車の研究開発」

今回、孔雀をモデルにして、風力推進自動車を試作してみたので、その概要と、試作車の性能報告をいたします。風力推進自動車はダイソンの扇風機をエンジン動力にした小型ひとり乗り自動車で、ローラースケートを履いて走ります。

18:20-20:00

懇親会

 

 

○問い合わせ先

〒386-8567 長野県上田市常田3-15-1
信州大学繊維学部創造工学系機能機械学課程
小林俊一研究室内
エアロ・アクアバイオメカニズム研究会事務局
E-mail: shukoba@shinshu-u.ac.jp  Tel: 0268-21−5445  Fax: 0268-21-5482
上記E-mailアドレスの全角@を半角@に変更してご利用ください
.

○非会員の方へ:入会の手続き方法

本研究会の会員でない方が研究会(講演会)へ参加される場合,そのつど参加費4,000円(学生は無料)を徴収し,研究会資料をお渡しします.本研究会は年会費は2,000円(正会員),学生は無料です.入会ご希望の方は下記事務局までお知らせ頂くとともに,下記の銀行口座に会費2,000円をお振込みください.(学生会員の場合は上記事務局までの連絡だけで結構です) 

送金先: 三井住友銀行 千葉支店 普通預金7850251
      坪田 健一(ツボタ ケンイチ) 
      (〒263-8522 千葉県千葉市稲毛区弥生町1-33 千葉大学工学部)

なお,連絡先と送金先の名義が異なりますのでご注意下さい。 

以上